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CONGE(コンジェ)という
名前に込めた想い
CONGE / コンジェ
「congé」という言葉が、 フランスの労働者たちの人生を変えた夏があります。
1936年、フランス。レオン・ブルム率いる人民戦線内閣は、世界に先駆けて2週間の法定有給休暇(congés payés)を義務付けました。 それまで長期休暇は富裕層だけのものでした。その夏、初めてバカンスを経験した工場労働者たちが、 家族と海へ行き、山へ行き、「生きる喜び」を知りました。
ブルム内閣がこの制度に込めた意図は、シンプルかつ強烈でした——
「余暇を通して、生きる喜びと人間の尊厳を取り戻してほしい」
「congé」はもともと、軍隊や役所での「離脱の許可」を意味する言葉でした。 時代を経て、「義務から離れ、心身を解放して休む権利」へと意味を深めていきました。 権力が与える「許可」から、誰もが持つ「権利」へ——言葉の変遷そのものが、 労働者が長い歴史の中で勝ち取ってきたものを映しています。
日本でも、有給休暇は法律で守られた権利です。しかし現実はどうでしょうか。
有給は「権利」であるはずが、いつの間にか「気まずいもの」になってしまっています。
私たちが CONGE をつくったのは、その状況を変えたいからです。 管理の手間をなくせば、担当者はもっと大切なことに集中できる。 申請のハードルが下がれば、社員は気兼ねなく休める。当たり前に有給が取れる職場を、小さなチームから広めていきたい。
CONGE という名前には、1936年のフランスで労働者が初めて感じた「解放感」と「誇り」を、 令和の日本にも届けたいという願いを込めています。
ロゴについて
ロゴはフランス国旗のトリコロール(青・白・赤)をモチーフにしています。 中央の王冠は、 有給取得という権利をもつ社員一人ひとりを称えるシンボルです。 制度を「上から管理するもの」ではなく、 「一人ひとりが主役の権利」として届けたい、という想いを形にしました。